バレリーは、「妊娠したことを奥さんに話して!」とケニーに迫るが、バレリーが妊娠したのは本当に自分の子供かどうかわからない...とケニーに言われ、マイケルと自分達の子供とどっちが大切なの?と言い返した。
ケニーは1万ドルを渡すので、子供を中絶して旅行にでも出たら...と勧めるが、バレリーは10万ドルくらいないと足りないわと言い、P.P.A.D.で行われるハロウィンパーティには必ず来て!と言って、アパートを出ていった。
P.P.A.D.でのハロウィンパーティは、トニー・リッチも来ていて盛り上がっていた。バレリーはケニーがなかなか来ないので、彼の携帯電話へ電話を入れたが、全く応答がない。電話会社で調べると、既に解約したあとだった。新しい番号は教えてもらえず、P.P.A.D.をデビッドに任せて出ていった。
車でやってきたのはケニーの自宅。玄関に出てきた妻に「ケニーさんから預かった」と紙袋を渡して車へ戻ったバレリーは、中身を見た彼女の驚いた声を聞いてニヤついた。「どうして紙おむつなんかを!!!」
翌日、バレリーがアパートへやってくると、ケニーが待っていた。バレリーとは何でもないと説得させるまでに2時間もかかったと怒りながらいい、バレリーの申し額であった10万ドルの小切手を渡した。これで子供を中絶し、これ以降お金を要求しない書類にサインすること!と約束させて、アパートを出ていった。小切手を手にしたバレリーはニヤついていた。
【ブランドン&トレイシー】
ブランドンは、マークから「トレイシーがP.P.A.D.でのハロウィンパーティにはブランドンと行きたがっているらしい」と聞いた。ブランドンは前回のことがあってから、職場恋愛はしないと決めていたのだったが、放送の終わったトレイシーを誘うことにした。結果は「ノー」。
一人で楽しみたいと言うトレイシーの返事にがっかりしたブランドンは、チャップリンの格好をしてパーティにやって来た。が、同じく一人でやって来たトレイシーに一緒に踊ろうと誘われた。ブランドンは、だったら何故パーティの相手を断ったのか不可解だったが、トレイシーはお義理で誘われたくなかったという。
トレイシーは先に帰りたいと自分の為に申し訳ない...と、タクシーで帰ろうとしたが、ブランドンはトレイシーを寮まで送ることにした。部屋の前に来たとき、トレイシーは「寄ってく?」と誘うが、きっとノーよね!と、さっさと扉を閉めてしまった。そしてすぐ扉を開けて、「ナーバスになってたの。もう一度...寄ってく?」とやり治したが、ブランドンの答えは「ノー」だった。が、「お休みのキスを」とトレイシーの唇にキスをした。翌朝、ブランドンはスティーブにトレイシーの魅力に参ってしまったと打ち明けた。
【ケリー&マーク】
ケリーが社交クラブのクラブハウス恒例のハロウィンお化け屋敷の準備を手伝っていると、そこへマークも手伝いにやってきた。マークはケリーに2冊の本をプレゼントし、キスをした。ケリーもまんざらではない様子。
二人はP.P.A.D.でのハロウィンパーティへ一緒に行くことになった。準備をしているドナとクレアに、まだ深入りするには早すぎるのでは?と言うが、マークは、これまで真剣に好きになったブランドンとディランを足したような人よ!と言って、「今夜は遅くなるから先に寝ててね!」とワクワク声で言って、パーティの準備をした。
翌朝、ドナ達がクラブハウスの後片付けをしていると、朝帰りのケリーとマークがやってきた。ドナはケリーを心配するが、海岸をドライブして朝日を見てただけよ!と言い、さらに「彼ってサイコー」と耳元でささやき、手伝って欲しいと呼ぶマークの元へ走っていってしまった。すっかりアテられてるドナ。
【ドナ&クリフ】
ドナは、ニコラス渓谷の火事の時、子鹿を助けようとして怪我したドナを救助したクリフ達と共に表彰された。お祝いに駆け付けたケリーは、そこでクリフを紹介され、ドナを誇りに思うよと言うDr.マーティンはにっこり顔。
ケリーとドナは、これから社交クラブ恒例のハロウィンお化け屋敷の準備があると言うと、クリフはぜひ手伝いたい!と、ドナ達と一緒に社交クラブへやってきた。
クリフは本番も手伝いに来る!と言い、ドナも誘う手間が省けたわと笑い合った。
P.P.A.D.のパーティへも一緒に行く約束をしたドナは、仕事で遅れてきたクリフをアパートへ招き入れた。近くで事故があって送電線が切れたらしく、しばらくは信号機も駄目だろうと、時間をおいてからパーティへ向かおうと決めると、アパートの電気も消えてしまった。ドナが蝋燭に火を灯した。暗やみが嫌いなクリフが、いつでもパパが自分を見守っていてくれていると思うと、強くなれるというドナの話しを聞いていると、再び明かりが付いた。二人はパーティへ。
【スティーブ&クレア】
プールパーティで別の女性とキスをしていたスティーブに別れを宣言したクレアは、P.P.A.D.のパーティへは行かないと言う。スティーブは気を取り直して自分と行こうと誘うが、クレアは「だったらディックと一緒に行く!」と言い、スティーブの前から去っていった。
スティーブはパーティの相手を探していた。ナットさんはお店の常連に人材派遣をやっている人がいると紹介し、スティーブは美女が沢山という言葉に惹かれて、そのオフィスへ行くことにした。ファイルされた写真には綺麗な女性ばかり。気に入った番号の女性を申し込んだはずだったが、、、スティーブの間違いで、似た番号の女性がやってきた。彼女はターミー・ウチダという名の、日系の女性だった。初めは「間違いだから...」と断っていたスティーブだが、結局一緒に行くことになった。
クレアがディックと一緒に入ってきたのを見つけたスティーブは、ターミーとダンスをし初めて、わざわざクレアに見えるように振る舞った。ターミーがトイレに行くと、そこにはクレアもいた。ターミーはスティーブとクレアが上手くいくように気を利かせてつもりだったのだが、自分が派遣された者だと知ったことにより、事態はもっと悪くなってしまった。お金で買った...と思ったいたのだ。ターミーは自分のせいだとスティーブに謝るが、すっかり落ち込んでしまった様子。
翌朝、もう駄目だぁとブランドンに話していると、クレアがやってきた。人材派遣のことをナットさんから聞いて、誤解していたのを謝りに来たのだ。ターミーのオフィスへも電話して謝ったというが、スティーブとの関係は、元に戻る気配はなかった。お互い別の人とも付き合ってみようというクレアだが、スティーブはディックとも付き合って、自分とも付き合うのは・・・と言いだし、さらにクレアに嫌われてしまう。
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