【スティーブ&クレア/両親の恋愛について】
翌朝、二人が付き合うと自分達の関係にも影響するときちんと言えばいいのに....と、スティーブがクレアに言いながら散歩していると、ナント!アーノルドとサマンサが熱〜いキスをしている現場を発見してしまった。
ガーデンパーティで、クレアはアーノルドに「子供を思う親の愛情の深さを知った...サマンサとは別れないで欲しい」と言い出した。それを聞いたアーノルドは喜び、邪魔をするようなことをして悪かったというクレアに「お前は大事な宝物だ。お前への愛情は変わらないよ」と伝えた。一方スティーブは、アーノルドと会う為ならわざわざ時間を作ってN.Y.からやってきている...と、二人の交際について自分が感じていたことを打ち明けた。しかし二人が付き合えば、これまで以上に会う機会が増える!と、二人の交際を認めることを示した。サマンサはスティーブに淋しい思いをさせていたことを謝り、そして礼を言った。
【ケリー&トム】
ケリーとの夕食から戻ったトムは、玄関の前で「(自分と付き合うことで)バレリーを傷つけようとしているのか? バレリーとは古い付き合いだ。俺を復讐の道具にしないでくれ」とケリーに言った。するとケリーは自分からトムにキスをして、「ねぇ、今のでわかった?...バレリーは嫌いだけど、利用はしていない。」と答えた。別れ際、トムはP.P.A.D.を辞めたことをケリーに伝えた。
【ドナ&デビッド】
二人が録音スタジオで作業をしていると、ドナから電話がかかってきた。手が離せないデビッドの代わりに電話に出たクロエに驚いたドナ。デビッドはデモテープ作りをしているだけだと言うが、内心とても心配しているドナだった。
【ドナ vs ストーカー】
ギャレットが街を去ってドナに平和が戻るはずだったが、ドナを付け狙っているストーカーは別にいた。そいつはドナのワードローブ情報のビデオを見ながら、「この...あばずれが」とガンに弾をこめていた。
CUTVのスタジオで荷造りをしていたラスティは、久しぶりにスタジオにやって来たドナに対し冷たい態度をとった。自分が犯人と疑われて事情聴取を受けたというのに「巻き込んでしまってゴメンなさいね」と言うだけか!と、ラスティは怒りを露にし、間に入ってきたエヴァンにスタジオのキーを渡して出ていってしまった。彼はCUTVを辞めたのだった。
気を取り直したドナは、メイクをするために鏡の前へやってきた。
完全に締め切られた部屋の中で、ドナと二人で放送に出ると言い出したエヴァン。調整室で操作するよう命じられたブランドンは、エヴァンの見てない間に電話の受話器をあげ、911番を回した。なにげなく大学の放送室であることを伝える言葉を発し、人質が取られていることを伝えようとした。エヴァンは上がられて受話器に気付いたが、ブランドンはトボケて受話器を置いた。
エヴァンはドナに「エヴァンを愛していると言え」と命じ、ドナがその通りに言ったかと思うと、今度は自分の日記を読ませた。
1/15:ドナが放送スタッフに加わった。俺達は意気投合し、放送中にドナが自分にウィンクした。
1/25:ドナはなんとヴァージンだった。俺は感激した...ずっと最高の男を待っていたのだ。カメラを通して訴えてきた...ずっと俺を待っていたと。
その頃、すでにスタジオの外にはパトカーが待機していた。レンデル刑事はスタジオの冷房を切るよう部下に命じ、スタジオ調整室に電話をかけ、ブランドンを通じてエヴァンに「要求を全てのむ」と伝えた。ブランドンは「いまならまだ誰も傷つけていないし、引き替えせる」と人質解放とエヴァンの降伏を進めるが、興奮しているエヴァンは電話を置くようブランドンに銃口を向けた。
スタジオ内は冷房が切られたおかげで、だんだん熱くなってきた。エヴェンはレンデル刑事に連絡するようブランドンに命令し、エアコンを付け、水を差し入れるよう指図した。ドアの扉を開けて水を受け取る瞬間、エヴァンがよそ見をしているすきにマッカーシー、ジョーンズ(警察側)がスタジオに侵入し、隠れた。レンデル刑事はは、エヴァンの言うとおり水を差し入れたので、今度は自分の要求;彼らはみんなエヴァンの友達だろう?...と、人質を解放するよう頼み、ドナも自分だけ残るので人質を解放するようエヴァンを説得した。
スタッフはみな解放され、ドナ、カメラ担当のトレイシー、調整室のブランドンだけが残った。エヴァンはドナと二人で好きな所へいけるよう車を手配するようレンデル刑事に言い、自分達は愛し合っているのでドナは人質ではないと言いだした。そして、レンデル刑事が「本気で彼女を好きなら自由にしてやったら。(愛し合っているというのなら)証明をしてみせてくれ」と言うと、エヴァンはドナを見ながら少し考え、持っていた銃をデスクの上に置いた。
車が用意されるまで、エヴァンはどこへ行こうかとドナに相談するが、ドナは「なぜわたしと付き合いたかったら、そう言わなかったの?普通はデートに誘うものだ」と返事をし、自分はクズで銃がなければ生きていないと言うエヴァンをワザと挑発してみせた。「そんな臆病ものとは付き合いたくないっ。あなたも男だったら銃を置きなさい!」そうドナが言っているのをジッと見ていたトレイシーに銃口を向けて近づいたエヴァンは、彼女も監禁から解放した。トレイシーはブランドンも一緒に行こうと誘うが、ブランドンは残るから...とトレイシーだけを外に出した。
警察との電話を切るよう命令したエヴァンは、「嫌わないでくれ。こっちに来てくれないか...俺なんかに好かれたら迷惑だろ?」と、今度は泣きながら言い出した。エヴァンの隣に腰を下ろしたドナは、
ドナは「俺を好きだと言ったくせ」にというエヴァンに言った。 「嘘よ(A lie)」
スティーブ、アーノルド、サマンサは、クレアの提案で知識を深めるためのセミナーを受けるために泊まりがけでやってきたが、特にクレアはアーノルドとサマンサが深く愛し合うことを気にしていた。というわけで、当然部屋はクレア&サマンサ、スティーブ&アーノルドという組み合わせになった。クレアとサマンサは、お互いを知るいいきっかけになる...と話していたが、サマンサが持参したセクシーな下着を見たクレアは、目を丸くしてしまった。
4人でディナーを取っていると、クレアは突然「父は成人病を患っていて、糖尿病、静脈炎、前立腺肥大...ということで、激しい刺激は良くないんです!」と言い出した。さすがのアーノルドも厳しい表情となり、席を立ったサマンサの後を追って席を外した。残ったスティーブは、クレアの気持ちもわかるがサマンサも真剣に惚れているのに...と、二人が寝ても構わないと言い出した。クレアは絶対に嫌だ!と、二人を引き裂くのを手伝うように頼むが、サマンサが楽しそうにしているのを初めてみたというスティーブ。しかしクレアは、サマンサは自分から父を奪ったのだ!と呟いた。
キスし終えたアーノルドは、「やはりいけない。君の事が大好きなんだ...しかし問題はクレア。あの子は自分達がこうなることに反対している。二人に理解してもらう為にここに来たのに、かえって裏目に出てしまったようだ。
自分達には素晴らしい子供達がいる。しかし、自分達がこうなってしまったことが二人を迷わせている。まず、自分達が親としてすべきことは、子供達の気持ちを優先してあげなければ...」とサマンサに別れを告げていた。
ギャレットが街を出ていったのを機にドナがビーチアパートに戻ってくると、トムがケリーを訪ねているところだったが、二人は夕食を一緒にとる約束をして別れた。ドナは「バレリーはトムが好きなのよ。バレリーを困らせる為に付き合っているなら良くない」と助言するが、ケリー曰く「ちがうわ。トムはとっくに私のものよ」という。
トムはP.P.A.D.のオフィスにいたバレリーを散歩に誘ったが、バレリーは手を払いのけて拒否し、やる気が感じられない上に何もかもいい加減で、トムを雇ったのは間違いだったと言い出した。また、ケリーに利用されているのがわからないの!と言ったが、トムは一人で散歩してくる....と、オフィスを後にした。バレリーはその後を追って、トムの働きぶりに不満はないと訂正したが、トムの方から「(P.P.A.D.を)辞める」と言われてショックを受けた。
クロエの音楽を実際にP.P.A.D.で聞いたデビッドは、君がMTVに登場するのも間近だ!と、その音楽センスを誉めた。しかし、高校中退して親から勘当され、放浪の旅を続けていたクロエは、あと半年やってみて何も変わらなければ辞めるという。デビッドはいいデモテープさえ作れれば...と、自分が住むアパートの録音スタジオを使ってデモテープを作ろうて提案した。クロエが「いつもそうやって女の子を口説いているのね!」と、デビッドは「才能がある子にしかいわないんだ」と答えた。
ドナは、CUTVで放送するワードローブ情報のネタに詰まってしまったので一緒に考えて欲しいと言うが、デビッドは今は手が離せないから...と、今週末ならOKだと返事をした。しかし、冴えない返事をするドナのために「今夜は一緒にビデオでも」と提案するが、ドナは「気を使ってくれるのは嬉しいけど、ベビーシッターは要らない!」と、気まずいまま電話を切ってしまった。
明日の放送からドナがCUTVに復帰することになった。エヴァンは何もなかったようにドナを迎えようじゃないかと提案し、皆それに賛成した。ミーティングが終わり、ブランドンとトレイシーがスタジオで出ようとした時、険しい顔のラスティが「犯人は俺だと言ったな!!!」と言って入ってきた。二人は事情聴取はみんな同じように受けたと説明するが、ラスティは自分が警察から疑われていると荒い態度をとった。
全て終わったと思っていたのに...とドナはエヴァンにもたれかかり、エヴァンも落ち込むドナを励ますように抱き寄せた。
「カメラを向けている時は、その人の目をじっと見るんだ。でも、僕の心に訴えかけてきたのは君だけだったんだ。それは強く感じた...君だったら分かってくれるって...本当の僕をね。」エヴァンはそう言って、ドナに似合うという口紅を差し出した。番組の本番前だというのに必要に以上に自分に接近してくるエヴァン...彼はドナの左頬にゆっくりと顔を近付けて、そしてキスしてきた。「俺が好きなんだろ?電話しただろ。花も送った。君も喜んだはずだ...あのステアリングシルバーの花は気に入ったはずだ。あの色は君の目と同じ色だ。」と言うエヴァン。ドナは後退りしながら、何の事だかわからないと返事をすると、「鼠の死骸を怒っているのかい?それとも車で脅したことか?」と言い出した。ドナはトレイシーと一緒にスタジオにやってきたブランドンを見つけると、急いでブランドンの方に走りより、「エヴァンだったのよ。エヴァンが私を付け狙っていたのよ!」と叫んだ。エヴァンは否定したが、ブランドンが警備員に通報しようと受話器を取ると、銃を取りだしたエヴァンはスタジオ内の全員を腹ばいにさせた。
放送が初まり、ドナの隣に座って銃を突き付けているエヴァンが写っている映像は、大学校内に流れ初めた。大学のカフェでコーヒーを注文していたケリーは、その光景を見て「彼、銃を持っている」と叫んだ。ドナが大変な目に遇っていると知ったケリーは、携帯電話でデビッドに連絡をいれようとしたが、あいにく電話は留守番電話になっていた。
エヴァンは「愛している」と何度もドナに言わせ、ドナも涙を流しながら命令通りに繰り替えし言った。
ドナはエヴァンの言われるがままに、「私は酷いうそつき...卑怯なあばずれ」とカメラに向かって言った。
しかし、顔をあげたエヴァンは、鏡に写ったマッカーシーらを発見し、再び銃をドナに向けて怒鳴りだした。ブランドンは命令された通りにマッカーシー、ジョーンズを外へ出し、1時間以内に車を用意するようレンデル刑事に要求した。
と甘い言葉をかけだした。そして、調整室のブランドンに(自分はエヴァンが好きだのだと)同意を求めるように声をかけ、機転を聞かせたブランドンも、その通りで、ドナは来週のバレンタインのパーティにエヴァンを誘いたいと相談されたばかりだと答えた。そう聞いたエヴァンはドナにキスを求めたが、ドナは銃を持っていたら出来ないわと、銃を床に置かせた。二人は激しくキスをして、エヴァンはすっかりドナを信じきった・・・ところで、ドナは床の銃を足で蹴り飛ばし、ブランドンは拾おうとするエヴァンに飛び掛かった。銃を床から拾い上げたドナは、「動かないで!私は本気よっ」と銃口をエヴァンに向け、警察がエヴァンを取り押さえた。
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