Episode Guide

07-14:いよいよ就職最前線
(Jobbed,1997/1/8,1997/7/23,1999/3/13)

【ブランドン&ケリー&マーク】
カリフォルニア大学では、4年生に向けて就職説明会が行われていた。その様子をブランドン達キャンパスTVが取材している。 インタビューをする学生を探している内に、ケリーがやってきて、話の中でケリーはブランドンがドライヤー奨学金に応募したことを知った。 別れ際、ケリーの様子が少しおかしかったのが、ブランドンには気になった。

実は、マークもドライヤー奨学金に応募していたのだ。ケリーはブランドンも応募したことをマークに伝えるが、マークは既に知っていた。父親の放送局の重役がドライヤー出身で選考委員をしているからだ。
ブランドンに言わないのはフェアーじゃないと、ケリーに言われたマークは、父親の放送局が主催するパーティにブランドンとトレイシーを招待した。お礼を言うブランドンに、マークは自分もドライヤーを受験することを告白し、奨学金の選考委員となる重役を紹介しようと言った。
しかし、その夜、マークとケリーは口論になる。マークは家族の期待を背負っている為、何が何でも合格しなければならなかった。君はどちらの味方なんだ、ややこしくなるだけだから口をつっこむな、とマークは言い放った。

パーティーでは、約束通りマークは選考委員となるラミング氏を紹介し、彼の好きな質問は「無人島に何をもっていくか」だと、ブランドンに教えた。

そして、面接当日。試験官は、ブランドンに論文のテーマが何故「1987年のミネソタ・ツインズ」であるのかを尋ねた。ブランドンはこう答えた。弱小チームであったミネソタ・ツインズが逆境を乗り越え優勝し、自分達に大切なことを教えてくれた。不利な状況でも諦めないことが大切だということを。あの時のミネソタ・ツインズがなかったら、今の自分はこの場にいなかった、とも。
次に、ラミング氏が質問をした。しかしその質問はマークが言っていた無人島の質問ではなかった。
面接後、長く待たされた後、遂に奨学生2人の名前が読み上げられた...「ブランドン・ウオルシュ」
マークはブランドンから目をそらしてその場を立ち去っていった。

その夜、ピーチ・ピットではブランドンの祝賀会が行われた。ケリーは一人店を出て駐車場に向かう。が、駐車場で待っていたマークが、見るなり彼女を罵った。君のせいで落ちた。ブランドンに構っていたからだ。君に陥れられた。まだ、寝てもいないのに、と。マークは更に続けた。将来のチャンスを棒にふったのは君もだ。親父から譲り受ける財産がいくらあると、思ってるんだ。後で、泣きついてきても知らないぞ。うんざりしたケリーは、マークに背を向けて立ち去った。

【ドナ】
1日だけ父親の病院で受付の仕事をすることになったドナ。電話の応対をするが、長電話で要注意のコーツリーさんという患者と話し込んでしまい注意されてしまう。次には、急ぎのFAXを送ろうとしたところに、タイミング悪くデヴィッドからの電話が入る。ドナは、このことから就職に対してもすっかり自信をなくしてしまう。

しかし、コーツリーさんとのおしゃべりは無駄ではなかった。先程の長電話でコーツリーさんが禁煙していたタバコを吸い始めたことがわかったのだ。タバコと薬を併用すれば、命の危険をも引き起こしかねない。Dr.はうろたえるが自分が忙しさにかまけて、彼女の話をちゃんと聞いていなかったのに気づいた。電話をかけて、危機一髪。薬はまだ飲まれておらず、2人はほっとするのだった。

翌朝、Dr.はカントリークラブから電話をかけてきて、ドナのアドバイス通り少し仕事を減らすと言った。そして、就職もおまえなら大丈夫、と。

【スティーブ&クレア】
スティーブは、クレアの強い勧めもあって、TASCOスポーツの就職説明の面接を受けることになった。
スティーブの受け答えと必死のアピールで、面接官の女性はスティーブを気に入ってくれた様子だが、その内とんでもないことを言い出した。つまり、独身で何の楽しみもない、と言って彼女はスティーブをベッドに誘ったのだ。

その夜、面接の結果を尋ねるクレアに、スティーブは誘いをかけられて断ったことを正直に話した。しかしクレアは一向に信じず、スティーブが失敗したと決めつけてしまう。

翌日、スティーブは面接会場に戻って、面接官の女性にもう一度チャンスをくれと言った。その気になった女性が一部始終を話終えた時に、隣のテーブルから立ち上がったのは、TASCOスポーツの部長とクレアだった。クレアはスティーブを信じなかったことを謝るのだった。

【ヴァレリー&トム/ヴァレリーの秘密?】
バッファローから幼なじみのトム・ミラーが突然ヴァレリーを訪ねてやって来た。職のないトムをしばらくウオルシュ家に置いてくれるように、ヴァレリーはブランドンに頼み込んだ。父親の部下だったトムのことを、ヴァレリーは「特別な人」とトレイシーに説明した。

ヴァレリーとトムは、ビーチを散歩しながらお互いの今までについて話す。現在職のないトムはヴァレリーに就職を頼んだ。
その2人の前にケリーとマークが歩いてきた。お互い挨拶して自己紹介するが、ケリー達は早々に立ち去る。気取った野郎だ、だが、彼女は感じよかった、とトムは言った。「L.A.の人間には気をつけるのね、見かけはまるで当てにならない」とヴァレリーは釘をさした。

ヴァレリーの部屋で、2人はトムがもってきたビデオを見た。卒業パーティに出かけるヴァレリーとトムが撮し出される。「このドレス最悪だわ」「俺もだよ」と2人は笑った。やがてフィルムに写ったのは・・・「嘘でしょ・・・パパだわ」ヴァレリーは息を飲んだ。ドアにたって手をふる父親の姿が目に入る。瞬間父親の亡くなった日の記憶がよみがえった。
ヴァレリーは震える声で、トムに言った...「あのことを知ってるのはあんただけよ・・・」

【デビッド】
ヴァレリーに、トムを深夜クラブで雇いたいと頼まれるが、乗り気ではなかった。

このエピソードガイドは、
<いぬくま>さんが書いてくださいました。
どうもありがとう(^_^)/


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