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6-11:アメフト対抗戦騒動
(Offensive Interference,1995/11/15,1996/6/15,1998/6/27)

【ドナ、ジョー、レイ】
ハロウィンの夜のことで
(詳細はこちら)、ジョーは警察の事情聴取を受けていた。レイが警察に通報しらたしい。そのことを知ったドナは、レイに対する憎しみが増した。

ジョーのいる寮へ向ったドナは、ジョーから「有罪になるかもしれない」と聞いてショックを受けた。さらにジョーは、事件のあった夜、門限に間に合わなかった事を誤魔化したこともアメフットの監督にバレて、出場停止処分に。その上さらに、ドナに会うことも禁止されてしまった。全てはチームの為だった。

ジョーは、L.A.の検事に申し立てを調べてもらい起訴することにした。月曜日が罪状認否。その事を電話で知らされたドナは、翌日、ジョーの弁護士ブルース・パクストンと面会する事になった。ジョーは父親の口癖「物事はいい方に進む」を信じ、きっと上手く行く!とドナに告げた。
弁護士の所へやってきたドナは、ジョーが有罪となった場合、最悪のケース;罰金2,000ドル&懲役6カ月になると聞かされた。しかし、ドナの証言「ジョーはドナを守ろうとした」が立証されれば、無罪となる確率は十分にあるらしい。しかし、問題は罪状認否の後の事だった。レイに虐待された事が公の記録として残ってしまうと告げられたドナは、それでも構わないと答えた。

レイは、ドナがローズ・コンテストのトーナメント・ハウスにいると知って会いに来た。

レイ:
ドナを取り戻せそうでハッピーだ。
ドナ:
自分たちを酷い目に遭わせておいて。
レイ:
まだチャンスはある。自分が証言しないとジョーは有罪にならない・・・やり直そう!
ドナ:
付きあっても同じ過ちを繰り返すだけ。真実は一つ。法定で証言したければすればいいっ。

自分が原因で、ジョーがチームメイトに責められるのが辛いドナ。翌日、アメフット部のクラブハウスへやって来て、ゲーム前のミーティングへ出かけるタイニー(背番号55)や、AK、チームメイトに声をかけた。ドナが「門限に遅れたのは、前の彼から暴力を振るわれそうになった所を助けてくれたからで、ジョーが何も言わなかったのは、自分の名誉を他の何よりも大切にしてくれたからだ。」と話していると、背後からジョーもやって来た。ドナの話しを聞いたチームメイトも理解してくれた。

ジョーのゲーム当日。ビーチアパートに両親を呼んだドナは、「本当は黙っていたかったが、ママが秘密を打ち明けてくれたように、自分も正直に話す・・・レイから虐待されたの」と打ち明け、それ以上の詳しい内容は話したくないと言った。いつもではないが、怒ったレイは恐かった言い、フェリースは、パーム・スプリングスでケガもレイが原因であることを悟った(詳細はこちら)
そして、ジョーが自分を守ってくれた事で、訴えられる羽目になったとドナが告げると、両親は「ドナとジョーの味方・・・助けてあげねば」と言った。

ちなみに、試合はCUの勝利。コンドルズが後半に35点を入れた事を祝って、ピーチピットでは全メニュー35%オフを実施。彼が目指すのはローズ・ボウル!!!

【ドナ、フェリース/母の秘密】
ドナが、7人のローズ・プリンセスの中の1人に選ばれた。最終審査会場にはドナの父、コンテスト出場に大反対の母フェリースの姿もあった。結果を受け止めたフェリースは、「なぜコンテストに反対したのか」「写真の女性は自分ではないと嘘をついた」などなど、ドナに話す覚悟を決めた。やはり、ドナが見つけた写真の女性はフェリースだった。写真を撮影した日、フェリースは自分が妊娠していることが分かった。その時フェリースは19歳、子供の父親マーティン氏は医学生だった。二人は慌てて結婚したが、両親や親友にも妊娠の事を話さず、コンテストも途中で棄権した(未婚の女性が応募条件)。
その時の子供は、結局は流産。ドナはフェリースに同情するが、フェリースは、「善者だとドナに知られるのが恐かった。自分は20歳前に妊娠したくせに、娘には結婚するまでヴァージンを守るよう偉そうに説教をする最低な母親」と打ち明けた。しかし、ドナは「ママには大切な事を教わったと思っている」と言って和解した。

【バレリー、デビッド/ジョンジー再登場】
あのジョンジーが久々にやって来た。ジョンジーは、ディランが騙し取られた大金を取り戻すために雇われた元FBIの探偵。ジョンジーの目的は、バレリーへの頼みごと。一晩だけジョンジーの探偵業務に協力すること・・・それは、以前、バレリーがジョンジーから報酬を受け取る際の条件でもあった(詳細はこちら)。ジョンジーに貸しがあるバレリーは、その依頼を引き受けることにした。

ジョンジーが用意した仕事用の洋服は、革のビスチェ&ショートパンツ、網タイツというものだった。バレリーの役目は、娼婦となって、ある男性が乗りつける白いリムジンでベルエア・ホテルへ行くこと。車の運転手はジョンジーの仲間で、ホテルに待機しているカメラマンが現場の証拠写真を撮影したら任務は完了となる。その超リッチな男性が妻に暴力をはたらく為、離婚したがっている妻から頼まれて、二人の離婚の手助けをするというものだった。気が進まないバレリーだが、断ることは出来ない。
しかし、その夜、男は現れなかった。バレリーはそれで終わりだと思ったが、翌日も同じことをやらされるハメになり、少々ウンザリ気味なご様子。

バレリーの帰宅は明け方だった。夜中の1時半まで電話していたデビッドもその事は知っていた。 デビッドは問題を抱えているらしいバレリーの力になりたかったが、バレリーは仕事の事をデビッドに話すことが出来ず、「個人的な問題だから」としか言えなかった。二人の間の溝は、更に深まって行った。

バル:
仕事の話しはしたくない。大袈裟に考えないで。
デビ:
今夜は一緒にでかけられるだろう?
バル:
まだ仕事が終わってない。
デビ:
男が絡んでるのか?
バル:
何も聞かないで...今は答えられなくても、いつか必ず話すから。
デビ:
やっぱり男絡みだ。(さらに、セクシーな洋服も発見)
バル:
夫婦でも何でもないんだから、干渉しないでっ。
デビ:
プラトニックな関係でいたいと言うけれど、僕の限界は超えたのさっ

その晩、バレリーは仕事のために、再び派手な衣装を身に着けねばならなかった。「恋人と別れる羽目になったらどうしてくれる?」と、バレリーがジョンジーに文句を言っていると、目当ての白いリムジンが姿を現した。リムジンに駆け寄ったジョンジーは、バレリーを必死に勧めるが、車の中の男は、「道に迷っただけ。何の事だかさっぱりわからないが?」と様子を伺っていた。自分たちを観察していると思ったジョンジーは、「1時間200ドルでどうです?」と言い、バレリーも「うんとサービスしてあげるけど?」と売り込んだが・・・次の瞬間、車から出てきたのは私服警官だった。ジョンジーとバレリーは手を後ろに回され、カリフォルニア州の刑法647条に違反した容疑で逮捕されてしまった。二人ははめられたのだった。

深夜。バレリーから「売春で逮捕された。1000ドルの保釈金を払って欲しい」との連絡を受けたデビッドは、ダウンタウンの収容所へ駆けつけた。誰に電話をしてもいいのに、自分にしてくれたのは何故か・・・考えるデビッドに、バレリーはデビッド以外に悲惨な自分の姿は見せられないと答えた。そこへ、警察との交渉が成立し、前科は取消しとなるという知らせを持ったジョンジーがやって来た。どうやら、依頼者の友人から計略を聞きだした男(夫)が先手を打ったということらしい。バレリーは、料金の半額は前金でもらってあるが、あまりボーナスは弾めないとジョンジーに言われたが、「わかってる。ボーナスより彼の方が大事だもの」と答えた。

ウォルシュ家に戻ったバレリーとデビッド。家には誰もいない。バレリーの後にシャワーを浴びたデビッドも出てきた。バレリーは、騒動の理由を聞かないのか?と訊ねたが、デビッドはバレリーを信じることにした。そんなデビッドに、バレリーは「信じてくれるのはあなただけよ。」と言った。デビッドが「これからもずっと」と答えると、バレリーは着ていたローブを脱いでデビッドにキス・・・そのままベッドに倒れ込んだ・・・。

【ブランドン】
ディランから家の後処理を頼まれたブランドンだが、何から手を着けていいやら途方に暮れていた。留守宅にやって来ては、留守電の内容チェックをしたり、郵便のチェックをしながらボーっとしていた。そんなブランドンを励まそうと、スーザンはコラムを書くことをブランドンに提案。

大学のカフェ。スティーブは「そっとしておいてやろう」と言うが、ケリーはディランの家へ向うブランドンを追いかけた。「近くまで来たから寄った」と言うケリーの嘘を見抜いたブランドン。「淋しいのはブランドンだけじゃない」とケリーが励ますと、「ディランが戻ると思っていないのに、伝言や郵便を調べたりするのは何故だろう・・・」と呟いた。ケリーの答えは「ディランは友達で愛してるから」。
ケリーもブランドンの手伝いをすることにした。

その夜。ブランドンがディランにプレゼントしたというプラ製の格闘ゲームで二人が遊んでいると、ブラウニーの差し入れを持ったスーザンがやって来た。スーザンは楽しそうな二人を見て、自分に構わず続けるよう言ったが、3人の間に気まずい空気が流れ、ケリーは「デートに遅れそうだ」と言って帰っていった。
ケリーのおかげでブランドンが立ち直ったと知ったスーザンは、「自分も友達としではなく、恋人として役に立ちたい」と言って、ブランドンのシャツのボタンを外しながらキスをした。

新聞部の部室でアメフットの試合を聞きながら、スーザンから出された宿題コラムを書くブランドン。タイトルは「仇になった友情」。 内容はもちろんディランの事。

【ホームカミング】
昨年のホームカミングでは、バレリーの作戦でスティーブ達が南カリフォルニア大学の熊強奪に成功していた(詳細はこちら)。そして今年、スティーブは、CUのマスコット「コーネリアス」を南カリフォルニア大学から守る役目を命じられた。15時にコーネリアスを箱に詰め、土曜日まで秘密アジトに隠される事になっていた。キャンパスでその宣言をするスティーブ。学生達も盛り上がっていた。

スティーブは、あてにしていたメンバーのバレリーが来ないと知ってがっかり。箱詰めされたコーネリアスは、ウォルシュ家の玄関へ無事運び込まれた。しかし、それはダミーのコーネリアスで、本物は意外な場所に保管されていた。コリンのアトリエの冷蔵庫・・・その中にコーネリアスはいた。コリンは、偽コーネリアスの製作にも協力していた。

ゲーム当日の大学構内。ブラスバンドによる演奏と供に、スティーブとスクリーンが登場した。「コーネリアスはどこだ」。スクリーンには保管場所であるウォルシュ家の玄関が映り、南カリフォルニア大の学生がコンドルを盗み出している映像が流れ始めた。学生達からはブーイングがわき起こったが・・・スティーブが「本物はここにいるぅぅ」と叫ぶと、マンツが本物のコーネリアスを担いで持ってきた。再び学生達は盛り上がり、作戦に協力したクレア、ケリー、コリン、マンツが紹介された。

6-11 STAFF
  • Supervising Producer:JOHN EISENDRATH
  • Producers:JASON PRIESTELY,DINAH KIRGO
  • Producer:KENNETH MILLER
  • Executive Consultant:CHARLES ROSIN
  • Co-Exective Producer:LARRY MOLLIN
  • Exective Producer:PAUL WAIGNER
  • Created by:DARREN STAR
  • Written by:LARRY MOLLIN
  • Directed by:SCOTT PAULIN
  • Executive Producers:STEVE WASSERMAN & JESSICA KLEIN
  • Executive Producers:AARON SPELLING & E.DUKE VINCENT
Special Guest Star
  • JASON WILES
Guest Starring
  • EMMA CAULFIELD
  • KATHERINE CANNON
  • MICHAEL DURRELL
  • TEMBI LOCKE
  • RYAN THOMAS BROWN
  • JOHN WALCUTT
  • CAMERON BANCROFT as Joe Bradley
  • WINGS HAUSER as J.Jay Jones


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